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(更新:8月20日, 2019)
大変ですよね…たくさんあって。
毎日忙しくて、ソーシャルネットワークどころではない生活を送られていませんか?かろうじてフェイスブックはやっているけれど、後から出てきたリンクトインとかインスタグラムとか、やってはみたいけど、フェイスブックとどう違うの?本当に自分に必要なの?いまいち使い分けが良く分からない…なんて思っていませんか?
私は、仕事で扱ったことは多くても、個人としてアカウントを持っているものはそんなにありませんでした。しかし、デジタルネイティブのわが子たちを見ていると、母は世の中から取り残されてしまうかも…という不安がよぎり(笑)、
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ブログ
YouTube
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について、それぞれを実際に個人として使ってみて、良さや使い分けについて研究してみることにしました。
つながっている人:友人、かつての仕事仲間
これは、数年やっており、プライベートな近況を時々アップしています。特に、慣れない海外生活が始まった頃は、友人たちからの「いいね!」やコメントが本当に励みになりました。自分の気持ちや考えを誰かと共有したいな、と思う時にこちらにアップします。今でも彼らの「いいね!」には、本当に勇気づけられます。
つながっている人:FBとほぼ一緒
最近始めたばかりなので、フォロワーは微々たるものです。今のところフォローの申請を私が承諾しないと、私をフォローできないようになっているので、意識的にはFBと同じような使い方をしています。写真がメインなので、こちらはビジュアル的に自分が美しいと思うものをアップ。自分の近況が伴うものであれば、そのままFBにアップできる設定を都度選択しています。
ちなみに、InstagramはFBが買収したので連携をとってはいるものの、住み分けとして、Instagramは主にモバイルでの使用を想定しているようです。Instagramは写真メインにもかかわらず、ちゃんとした一眼レフで撮ったような高画質写真をアップしたい時には、現時点ではWindows10以上搭載のモバイルPCでしかできません。通常のデスクトップにアプリをインストールしても、閲覧しかできないのが不便です。
実は、私は写真を少しやるので、もしInstagramがデスクトップからアップができたのなら、もっと利用するのになぁと少し残念に思います。
現在フォロワーは限定的ですが、外部に芸術センスをアピールできるくらい投稿数が増えたら、誰でもフォローできるように公開することを考えています。自分のアーティスティックな表現の場としての発展を考えています。
ちなみに、わが家の中学生は、アカウントは持っているけれど、スマホがまだないので、閲覧のみ。一つも投稿していないのに既に承諾したフォロワーが100人を超えているとのことです。
つながっている人:仕事をしている友人(ママ友含む)、かつての仕事仲間、まだ一緒に仕事をしたことないけど懇親会等で出会ったことのある人
まずは、名刺やビジネス名簿として使っています。特に海外では名刺を持っていないビジネスマン/ウーマンがたくさんいるので、仕事をしている方や、いずれ仕事復帰を考えている方などはアカウントを作っておいた方が良いかもしれません。最近では、仕事をしているママ友とも多くつながっています。
一方で、以前の仕事仲間が必ずしもLinkedInのアカウントを持っているとは限らないないことに気づきました。願わくば、仕事に関してはこちらで完結できればいいなぁと思っていたのですが、職種やその方の状況によっては、今すぐに必要なアカウントではない、ということなのかもしれません。
実は、日本で私は仕事とプライベートをきっちり分ける方でした。仕事仲間は仕事仲間、ママ友はママ友、というように。しかしながら、海外で離職期間があると、そんなこともいっていられないのですよね…なぜなら、新しく出会う人のほとんどが、子どもや夫を介したママ友や主婦友だからです。
実際、思い切って話してみると、彼女たちの中にも、プロフェッショナルや仕事復帰を願う人たちがたくさんいることに、気づかされます。世界中で、ダイバーシティやインクルージョンが叫ばれる中、プロフェッショナルなママ友や主婦友ネットワークから良いビジネスアイデアが発展することは、今後も増えていくのではないかと私は考えています。
また、興味ある企業のニュースをフォローしています。求人広告もたくさんありますし、ヘッドハンターからの問い合わせが来る、という話もたまに聞きます。が、ここを通じて実際に転職した、仕事を見つけた、という人は、今のところ私の周りではまだ聞いたことがありません。
こちらでは求職中や転職希望者は、間違いなく「LinkedInでのプレゼンスを上げろ!」と言われます。一方で、スイスの求人募集の75%はオンラインには載っていない(笑)と言われています。矛盾を感じつつも、LinkedInで立派に見えることは必要十分条件ではなく、必要最低条件なのだと割り切り、日々、LinkedInで自分をアピールし続けることが大事なのかな、と思っています。
お互いにスキルを推薦しあう機能があるのですが、自分の職歴の書き方によってどう取られるのか(どのようなスキルが自分にあると判断されるのか)が分かり、履歴書を推敲する上でとても参考になります。
ちなみに、我が家の高校生は、既にアカウントを持っています。最近では、日本でも大学生はアカウントを作り、就職活動を行っているとのこと。時代は進歩していますね。
● ブログ
つながっている人:パブリック(誰でも見られる)
こちらも、最近始めました。FBに書くには少し長かったり、考えを良くまとめて発信したい時には、ブログが適しているように思えます。FBで友人に共有した内容で、もっと広く多くの人の役に立つつのではないか、と思うこともブログで深めて発信しています。
FBは過去に書いたものを検索しづらいのですが、ブログはラベルや日付から過去の記事を検索できるので、あの記事どこだっけ?と探したいときには、FBよりブログの方が便利です。
つながっている人:パブリック(誰でも見られる)
ブログの存在は友人にまったく知らせていないので、当然のことながら始めた頃の半年前は、閲覧は自分以外ほぼゼロの状態でした。
誰かに見てもらわないことには誰の役にも立てませんから、とりあえずTwitterでつぶやいてみることにしたのが、再開したきっかけです。記事を気に入ってもらえれば、もしかしたらリツーイトもしてもらえるかもしれないし、他の記事も読んでもらえるかもしれない、と思いました。
先ほど再開と書きましたが、実は、以前自分の写真と実名でアカウントを持っていたのですが、ある事件をきっかけに、そのアカウントは閉じてしまいました。その事件とは、シリアでジャーナリストがソーシャルネットワークを通じてテロリストに居場所を突き止められ殺害された事件です。
当時は、「〇〇ナウ(もう古いかもしれませんが…)」と投稿するのがTwitterのトレンドで、なんとなく現在の居場所を明らかにすることに抵抗を感じていた私は、どうやって使えばよいのか自分の中で明確になるまでは白紙にもどそう、と思ったのでした。
今回のアカウントは、個人名ではなく、ブログと同じ名前にしました。個人を知ってもらいたいのではなく、ブログを知ってもらいたかったからです。
● YouTube
つながっている人:パブリック(誰でも見られる)皆さんよくご存じの、動画共有サイトです。現在はGoogle傘下です。私の場合は、皆さんにお披露目できる特技として歌があるのですが、以前スタジオで録音した3曲ほどをアップしてます。ブログを書くにあたり、久しぶりにチェックしてみましたが、少しアクセスが上がってたかな?
学生の頃バンドでボーカルを務め、米国と日本でボイストレーニングやジャズボーカルを学んだ経験もあるので、また歌いなぁという希望はあります。ですが、ちゃんと練習しないと声が出ないしアップしたくないので、練習時間がとれるようになりそうな子育て卒業と定年を迎えてから、またやりたいなぁ…とのんきに考えています。
皆さんもご覧になったことがあるかもしれませんが、60代でダンス、70代で毎日体力トレーニング、また、80代で機械体操を演技、などという方たちの動画を見ると、すごい!私もがんばろう!と筆者は元気をもらいます。私の歌ももしかして誰かを元気づけられるかも、と思うと、好きこそものの上手なれ、その時の年齢など気にせずに、情報発信をしていきたいと思っています。
以上、現在筆者が、個人的にどうソーシャルネットワークを使い分けているのか、また、それぞれの良さについてまとめてみました。
どれも素敵なツールですが、全てが個人に必要かと言えば、そうでもないというのが率直な感想です。たまたま筆者の分野がマーケティングなのでツールを使ってみたいという欲求があるから使ってみていますが、違う分野の人間なら、どれか一つあればいいや、と思っていたかもしれません。だからこそ、それぞれのソーシャルネットワークがよりよいツールとなるべく、日々切磋琢磨しているのでしょう。使うのは私たちユーザーですから、賢く使っていきたいものですね。
筆者は、Googleの無料デジタルマーケティング講座を受講したことがあるのですが、ビジネス分野で活用するにしても全てのSNSをやる必要はなく、自分のビジネス(または自分)にとって最適なツールを選定し、有効活用していくことが重要と言っていました。ですから、個人ならなおさら全て使う必要性はないと思っています。
ソーシャルネットワーク、気になるけど、どう使ってよいのか分からない、という方のご参考になれば幸いです。
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