【保存版】ジュニアテニス、親のためのガイド

Photo by Xavier Mouton Photographie on Unsplash

(更新:10月24日, 2020)

皆さんは、ジュニアテニスの親とはどうあるべきか、悩んだことはありませんか?

今回は、テニス親とはどうあるべきか、競技テニス歴無しの筆者が経験から行きついた心構えや、海外のテニス関係者による「テニス親のためのガイド」について書いておきたいと思います。

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⚫︎ テニス親って難しい?
⚫︎ テニス親としての心構え by 筆者
⚫︎ 親もテニスの試合をやってみる
⚫︎ 父親は母親よりも子供の負けを受け入れられない?
⚫︎ 子どもの「テニスをやめたい」気持ちを受け入れる
⚫︎  U10は、テニス以前の課題あり
⚫︎ さぁ、親の出番です!
⚫︎ テニス親のためのガイド by 海外のテニス関係サイト
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⚫︎ テニス親って難しい?

筆者にとって、最初の2年間はとても難しく感じました。テニス親とはどうあるべきか、迷いに迷った試行錯誤の連続でした。すごく、体力的にも精神的にも消耗した気がします。

クラブのコーチに丸投げできれば良いのですが、そうも行かないんですよね。少なくともスイスでは、12歳まで1人で公共交通に乗れません。そのため、日々の練習はもちろん、試合会場へはすべて親が送迎しなければなりません。ですから、子どもと接する時間が長いのはむしろ親の方なのです。子どもたちの機嫌に、長い時間つきあわなければならなかったのが、本当に大変だな、と思いました。

チームスポーツであれば、勝っても負けても気持ちを共有できる仲間がいるので、親はそれほど介入しなくてすみます。でも、テニスは個人スポーツですから、勝てばいいのですが特に負けた場合、子どもの気持ちにどう付き合うべきか、本当に迷いました。注意すべきか、励ますべきか、ほっとくべきか、はたまた、大丈夫、次があるよ、と言えば良いのか…。

そもそも筆者は、小学生の頃は習い事はほとんどしておらず、中高生の頃は部活に所属していました。親が試合を見に来たのは、引退試合くらいです。ですから、ここまで親がサポートしなければならない事態をまったく想像していませんでした。

こちらの学校にも部活のようなクラブはありますが、送迎は家と学校間のみ。試合はコーチが引率してくれます。保護者は行く必要はありません。もちろん、応援したい保護者は、自分で気が向いたときに会場に行くこともできます。

普段近くにいすぎるからでしょうか。高いレッスン費を払ってしまっているからでしょうか。その日の気分で「今日は練習行きたくない。」と言われた時には、ムッとしました。片道1時間半もかけて行ったトーナメントで一回戦目で負けた時には、がっかりしました。負けて悔しいはずなのに自主練しないと、やる気があるのかしら?と疑問に思いました。直接言わないにしても、言葉や態度に出てしまうから、子どもは親の不機嫌や空気に気づきますよね!

そして私は、そんな自分がいやでした。

基本、楽しくのびのびやらせてあげたかったのですが、何がベストなサポートなのか、どうもしっくりこない2年間が続きました。

でも、2年ほどたつと、経験から色々なことが分かってきて、自分の立ち回りもうまくなってきました。自分の中で、テニス親としての心構えが自然とできてきたんですね。不思議なものです。

⚫︎ テニス親としての心構え by 筆者

  • テニス費用の上限を決める > その範囲で子どもに自由にさせ、 練習行く行かないの判断は子どもに任せる。ただし、最初の1, 2年、または、小学校低学年の場合は、楽しく通えるよう親がサポートしてあげても良いかもしれません。
  • 親は練習は見学しない > 親の目を気にせず、子どもがのびのび練習できるため、コーチも同意見。ただし、小学生の中学年くらい(=コーチにきちんと意見が言える、または、身体的にコーチと対等になる年齢)までは、特にプライベートレッスンでは親が見学している人もいます。これは、子どもがちゃんとやっているか監視したい、というよりも、密室となることでコーチのわが子への虐待(モラハラやセクハラ含め)防止のため、ということが多い気がします。
  • 片道1時間(車で100km)以上かかる遠方でのトーナメントは、最低でも2試合できるものを選ぶ > リーグ戦かコンソレーションがあるものを選ぶ
  • 試合当日は、「Bon match(良い試合を)!」と言うのみ > 親からの必要以上なアドバイスは必要なし
  • 結果としての勝敗は、誰にもコントロールできないと理解する > コントロールできるのは練習、準備、試合中の自分のみ(by アンドレ・アガシやわが子の元世界10位のコーチ)
  • 試合に勝っても負けても、「よく頑張ったね!」と声をかける > どんなにやる気がなさそうに見えても、負けて悔しくない選手はいない
  • 試合運びやレビューについては、子どもとコーチに任せる > コーチが帯同していないなら、子どもが次回クラブに行ったときにコーチと話せばよい
  • 普段から問題点を指摘するのではなく、解決策を提案する。言い方も、命令系、断言ではなく、「~しては?」「~と母(私)は思うけど?」> 子どもに考えさせ、自分で決めさせる
  • 子どもの上達は最低でも半年~2年くらかかるので、親は自分のことでもして、子どものテニスのことは気にしない。忘れた頃に上達しているので。(例えば、一つのフォームを変えるのに、最低でも3000球は打たなくてはいけない by コーチ)
  • 毎年、本人のテニスを続けたい意思を確認 > 練習態度が悪かったり、やる気をこちらが感じない、例えばオンラインゲームをしている時間の方が圧倒的に長いのは、コーチや親含めて周りの関係者に失礼であることを教える。本人がテニスを続けたいのなら喜んでサポートするが、そうでなければ続ける必要はないことを伝える
お金に関しては、上限をもうければそれ以上はかかりませんので、心配することもなくなりました。年度の途中で、予定にはなかった合宿の話を持ち出されても、予算がない場合はコーチには事情を話して断っています。

基本スポーツですから、初心者でもプロでも楽しくないと意味がありませんし、上達は難しいですよね。また、ある一定以上のレベルから、好きな子が好きなだけばやればいいのだと思うようになりました。実際、周りでものびている子は、そんな子たちです。

そんなこんなで、今は、子どもも自分のペースでテニスの練習や試合を楽しんでおり、筆者も楽しく子どものテニスをサポートしています。わが子がテニスをしたい!と言い出さなければ、テニスの楽しさやカッコよさにも出会えなかったわけですから、子どもたちには、本当に感謝しています。

親バカですが、テニスをしているわが子は、本当にかっこいいです。勝っても負けても、試合をしている姿はかっこいいです。それを見ることができるのは、親として本当に幸せだと思っています。

⚫︎ 親もテニスの試合をやってみる

子どものテニスは、親のテニスではありませんから、頭に思い描いている理論や戦略があるなら、親が自分でテニスを始めて、自分のテニスで実践して見せればよいと思います。親は客観的に子どもを見ているので、「なんでこうしないんだ?」という人のアラが、良く見えてしまうんですよね。

でも、実際自分でやってみると、「頭では分かっているのに、体が動かない!」という場面がとても多くあることに気づきます。しかも、子どもの方が運動神経も反射もおそらく親世代よりもあるでしょうから(今は親が優位でも、小学生後半くらいから、すぐに追い抜かれます)、子どもにできないものは今はできないんだ、ときちんと受けとめてあげ、子どもなりの上達を見守ることが大切かと思います。

最初は子供のサポートで忙しかった筆者も、子どもがなかなか上達しないので、自分がテニスを始めてみることにしました。その甲斐あってか、今では全く子どものテニスには口を出さなくなりました。

「なんでできないんだろう?」という疑問もなくなりました。自分がやってみてできないのですから、人(子ども含めて)に「なんでできないの?」なんて、とても言えません。その子にできないものは、今はできない、のだと思います。

その子ができるようになりたくて、一生懸命練習し続けたならば、いつか必ずできるようになると思うので、思い切って子どもたちに任せることも大切かと思います。

⚫︎ 父親は母親よりも子供の負けを受け入れられない?

あるU14男子の試合でコーチと会場に入った時に、つきそいの親がほぼ100%母親であることに気がつき、笑ってしまいました。

皆さんは、なぜだかわかりますか?

それは一般的に、父親の方が母親よりも自分の息子の負けを受け入れられないから、のようです。

U14以上になると、子どもも反抗期に入りますから、子どもが「試合に来てほしくない」という時期があるんですね。特に勝敗にうるさい親は、子どもは嫌がるようになります。

一方母親は、技術的なことよりも子どもの健康や食事など生活面をサポートしていることが多いので、負けたときに父親ほど気にならなかったり、子どもの心の痛みに寄り添えるのかもしれません。

もちろん例外はあり、父親が引率しているケースもみかけます。その場合は、穏やかなお父様か、ご自身もテニスをされて、息子さんと打ち合えることが嬉しくて、誇らしいと思われている方が多いように思えます。女子ジュニアの場合でも、父親が熱心なことが多いようですが、基本、父親は娘には弱いので、男子ジュニアよりも親子関係がうまくいっているような気がします。

一方で、両親そろって子どもの負けに腹を立てているご家族も時折みかけるのですが、ジュニアが本当にかわいそうです。ジュニアテニスにおいて、親の影響は大きいなぁと改めて考えさせられます。

⚫︎ 子どもの「テニスをやめたい」気持ちを受け入れる

子どもの「テニスをやめたい」気持ちを受け入れてあげることも大切だと思います。

テニス親仲間の親戚がスペインでコーチをしているのですが、U16くらいになってテニスをやめたいと親に言い出せない選手たちが、わざと怪我をするのだそうです。心が痛みますね。

わが家は上の子がテニスを始めて2~3年たった頃から、学校の勉強が忙しい時、または、試合で負けると必ず「やめたい」と言うようになりました。プロになりたいと言い出したのはこの子なので、本当にやめたいと思っているのか、親としては本音をはかりかねていた時期があります。なぜなら、勝った時に「やめたい」と言わなかったからです。

ただ、4~5年続け(試合も170試合くらい経験したし、後半は大人の試合も出ていました)、もう高校生ですから、さすがに本当にやめたいんだろう、と思い、高一の夏にレッスンをやめました。

今では進学に向けて勉強中心の生活で、週末はテニス仲間や下の子と打ったり、初心者の方を教えるボランティアをしたりして、自分のペースでテニスを続けています。時折、筆者のトレーニングマットを部屋に引っ張り込み、自分なりにトレーニングをしているようです。以前怪我した時には、リハビリトレーニングのメニューを筆者が息子にいちいちリマインドしなくてはなりませんでしたが、現在、筆者が何も言わないのに健康のために自主的にトレーニングしている姿を見て、あぁやっぱりあの時迷惑がられたかもしれないけど、トレーニングのやり方を教えておいて良かった…と、心から思っています。表情も前よりもリラックスして楽しそうです。

遅かれ早かれ、勉強との両立は、どの子にとっても悩ましい決断となることでしょう。

テニスと勉強の両立において最大の難関は、試合に勝ってしまうと次の試合まで待たされたり、次の日も試合会場に行かなければならず、予定が立てづらくなること、が挙げられます。自分のペースで時間をコントロールしたい子、テニス以外に他にやってみたいことがある子には、とてもつらい状況です。

子どもは、好きだから、やりたいから、または、子ども自身の目的があってテニスをしているだけなので、3年以上続けた後にやめたいと言い出した時には、やめさせてあげることも大切だと思っています。

テニスを本当に好きならば、しばらく離れても、必ず、テニスに戻ってくることでしょう。それで戻ってこなければ、それほどテニスが好きではない、または、興味がなくなった、ということなのだと理解してあげたいものです。大人でもよくあることですし、本当の気持ちを確かめる上では、必要なプロセスなのかもしれませんね。

現在でも第一戦で活躍しているスイス女子のティメア バシンスキー選手ですが、一時怪我のためテニスを離れ、飲食・サービスビジネスの学校に通っていた時期があります。離れてみて、やっぱり自分はテニス界に戻りたいと思い、現在でも、フェドカップのスイス代表で活躍しています。

ちなみに、なぜ3年以上続ける必要があるかというと、ことわざにある通り、何事も数年続けないと、本質が分からない、と筆者は思っているからです。何事も、すぐにはできるようになりませんし、でも、できないと楽しくなりませんよね。1年目は無我夢中、2年目はちょっと余裕、3年目は自分なりにかなり工夫ができるようになる一方で、慣れも生じてくるかと思います。それで、やめたいと思うなら、やめてもいいのではないかと思っています。

もちろん、数か月~一年くらいやってすぐあきらめるようでは、きっと次でも同じことをしそうなので、困りますけれども。ちなみに、わが子たちは「ミレニアム世代」なのですが、この世代の弱点はすぐにあきらめてしまう、ということだそうですよ。なんでもスマホ一台で手に入る時代だからこそ、時間をかけないと手に入らないものもある、と若いうちから経験させるのも、とても重要なことかと思います。

⚫︎  U10は、テニス以前の課題あり

スイスでは、U10もセルフジャッジです。特にU10ですと、子どもたちがスコアを自分でカウントするのもままなりませんし、自分のジャッジに自信がないためか、ベンチに座っている親の顔をチラチラ見て、親がうなずいたり、首を横に振ったり、「それ、コーチングなんじゃないの?」という場面を良く見かけます(笑)。今のジャッジがおかしいんじゃないか!?、ということで、親同士の言い争いもよく見かけました。隣りのコートを横目で見ながら、「私はこんな親にはなりたくない…」とよく思ったものでした(笑)。

しかし一方で、子ども同士がもめた時に親が救いの手を差しのべないのは、子どもを見捨てることにはならないのか…??という自責の念がふつふつと湧いてきます。人間の感情というのはやっかいですね。

そんな中、何が正しいのか、どうするべきか、テニス親初心者の筆者は、心を平常心に保ち、立ち回りに苦労しました。自分の子どもは、ちゃんとやっているだろうと基本は思っているのですが、ジャッジでもめたときに、相手のいいなりになっていると、こちらではなめられてしまうので。

解決策としては、「自分の見解を相手に主張した上で、主催者を呼ぶ」ように試合前には必ずリマインドするようにしていました。

子どもの性格によってはモジモジして言い出せないケースもあり、それにより相手にポイントを与えてしまう場面などもあります。わが子の一人がそうでしたが、大きくなると共に、あまり気にならなくなりました。初期はフランス語があまりできなかった、という言葉の壁もあったと思います。

基本、相手のジャッジが怪しかったら、主催者を呼ぶ、ということは、これからもずっと続くことですから、小さい頃からそのくせをつけてあげると良いと思います。ただ、すぐにできなくても、どうぞ怒らないであげてください。

と言いますのも、実際のところ選手同士、良く分からないことが多いからです。筆者が400試合ほど観察してきて思うのは、サーブが真正面でフォルトかどうか分からなかったり、勝ちたいがために思わずインをアウトと言ってしまったり、どの試合も双方同じくらいミスジャッジをしている、ということです。プロの試合でも、線審のミスジャッジはよくあることですよね。

以前、スイス国内でN3レベルの選手から話をききましたが、そんな高いレベルの選手でも、勝ちたいがためにズルをする選手がいるのだそうです。ちなみに、そんな時どうするの?と聞いてみたら、「やり返す」ということでした。同感です。この場合、本当にズルをする、というよりも、きわどい自分側のコートのジャッジは、自分の有利なジャッジにする、ということだと思います。

これも、モジモジしている子はなかなかできないんですよね。でも、親がすべきことは相手や子どもを怒ることではなく、「自分の見解を主張し、相手のジャッジが怪しければ主催者を呼びに行く」ということを子どもにリマインドして見守る、ということにつきると筆者は思っています。

昨日の州大会でも、U16がすさまじい打ち合いと、互いのジャッジでもめていました。願わくば、わが子の試合は穏便に…と思うのですが、接戦になると、お互い必死なのでそうもいかないのですよね。

⚫︎ さぁ、親の出番です!

自分の子がマナー良くても、あまりにも相手の態度が悪いようであれば、親が主催者に文句を言ってもいいと思います。例えば、実際にわが子の試合でこんなことがありました。
  • 相手選手がラケットを投げた > 誰かに当たったら危ない
  • 相手選手が暴言を吐いた > 人種差別的な発言だったり、相手の集中力をそぐような試合に関係ない失礼な発言
  • 相手の親があまりにもうるさかった > 自分の子がうまくできないと子どもに向かって暴言を吐く、一球一球意図的な掛け声や拍手がうるさい等
こんな場合は、主催者に「失格にしないんですか?」と言うようにしています。

実際に、主催者に伝えたところで、わが子の試合相手が失格になったことはないのですが、他の親と話すと、だいたい同じような印象を持っていることが分かります。そうすると、マナーの悪い子の試合は、自然と誰も応援しなくなるんですね。さすがに誰も応援してくれないとなると、自分の非を認めざるを得ませんから、その子と親は気づくことが多いようです。それが理由かどうか分かりませんが、年齢が上がるにつれ、テニスを続けている子のマナーは全体的に良くなっている気がします。

わが子の試合ではありませんが、同じトーナメントで、ラケットを投げた子がいて、「次やったら失格ね」、と主催者に通告されたり、試合中の態度が悪くて失格になった子を目の前で見たこともあります。

こんな環境でもまれ、わが子たちは本当にたくましくなりました。

⚫︎ テニス親のためのガイド by 海外のテニス関係サイト

2年が経ち、なんとなくテニス親としての立ち回りも明確になってきた頃、ふと心の余裕ができたので、ネットで調べてみました。

…そしたら、あるではありませんか!テニス親のためのガイドが。もう、早くいってよー!という気持ちと、あーやっぱり世界中で、テニス親は悩んでいたんだ、という親近感と安心感と。肩の荷が下りた気分でした。

以前、ITF(International Tennis Federation)のサイトに、ITF Tennis - Coachingというページがあり、その中に、私が2年間、自分で経験して行きついたような心構えが「Being a better tennis parent」というタイトルでまとめてありました。

例えば、こんなことが書いてありました(筆者訳)。
  • 試合は良い経験ですから、機会があればどんどんさせてあげましょう。唯一の悪いことと言えば、コーチや親の過剰反応です。
  • 試合に負けて落ち込んでいたら、明日もちゃんと陽は昇るよ(心配する必要ないよ)、と声をかけて安心させてあげましょう。
  • テニスを他のスポーツと比較して、子どもに説明したり論じないこと。テニスは特殊なスポーツであることをまずは理解してください。
  • 生活すべてのことをテニスに結びつけないこと。
いかがですか?

上記、最初の2年間を振り返ればわが家では、全くできていませんでした。筆者にもパートナーにも競技テニス歴がないので、気をつけていたつもりですが、これを最初に読んでいれば、初期にもっと適切なサポートをしてあげられたのに…と思わずにはいられません。

残念ながらITFのガイドは、現在セミナーに置き換わってしまってなくなってしまったようなのですが、似たような内容のサイトを見つけたので、リンクを貼っておきます。内容的に、先ほどご紹介したITFのBeing a better tennis parentも参考にしていると思われます。ちなみに、英語です。

もっと、早く知っていれば、こんなに苦労することはなかったのに…と思うので、もし、今、テニス親として立ち位置がわからず、少しでも迷っていらっしゃる方がいたら、是非、ご参考になさってください。どんなことをするべきか、どんなことをするべきでないか、書かれています。

幸せで楽しいテニスファミリーが増えますように!筆者もスイスで頑張ると共に、皆さんのことを応援しています。

以上、競技テニス歴無しの筆者が経験から行きついた心構えや、海外テニス関係サイトによる「ジュニアテニス、親のためのガイド」についてまとめてみました。

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